2012年1月30日月曜日

ドラマティック4大コンチェルト

2012年1月29日(日)ザ・シンフォニーホール
横山幸雄デビュー20周年記念
ドラマティック4大コンチェルト

ピアノ/横山幸雄
指揮/梅田俊明
管弦楽/日本センチュリー交響楽団

演目
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」変ホ長調op.73
ショパン/ピアノ協奏曲 第1番ホ短調op.11
~~~ 休憩 ~~~
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番変ロ短調op.23
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番ハ短調op.18

アンコール
アヴェ・マリア~バッハ=グノーの主題による即興~
(横山幸雄セルフコンポーズ)

聴くだけでも、けっこうハードだったわけで、弾く方はもっとハードだったと思うが、なんというスタミナ。ベートーヴェンとショパンでは、タッチも変わってくると思うのだが、ショパンはピアノが雄弁に語ってたし、ベートーヴェンはしっかり、楽聖してたし…すごいプレーヤーだ。
聴衆の男女比で、女性の比率が高かったのか、休憩時間の女子トイレの行列が、男子トイレの前まで到達するぐらい強烈な長さだった。ちなみに、ザ・シンフォニーホールのトイレは、入り口の階段を右側に上がると女子トイレ、左側に上がると男子トイレがある。行列が到達するということは、喫茶の売店のあるフロアを、完全に半周していることになる。今まで、ここまでの行列に遭遇したことは無かった。
演奏が作曲年代順になっていたので、徐々に金管やパーカッションが増えていくのが、なかなか面白かった。ベートーヴェンからショパンではトロンポーン追加、チャイコフスキーではホルン2発追加、ラフマニノフではチューバと大太鼓、シンバル追加だ。

一日でこんだけ聴くと、どうせならリストやグリーグも入れて、次は6大コンチェルトだなんて、無責任な妄想も湧いてくるが、この人ならやりかねない。σ(^◇^;)