2011年5月4日水曜日

ミュージアム三昧Ⅲ

2011年5月2日(月)
スルッと関西3dayの2日目

本日は、北東に向かう。京都は出町柳まで京阪で、そこでバスに乗り換え比叡山頂をめざす。比叡山といっても、延暦寺ではなく、ガーデンミュージアム比叡という、花壇と美術館の融合したような施設だ。手入れの行き届いた庭園は快適で、特殊な製法で巨大なタイル上に複製された名画は、絵に触れることができる。同じ印象派のくくりでも、筆遣いは作家によって差があり、ペインティングナイフを駆使した『これぞ油絵』って感じのものから、油彩のはずだけど、水彩のようなタッチまで千差万別だった。
春の花は堪能できたから、秋にもう一度行って、紅葉を楽しむのもエエかもしれない。

14時過ぎ、バスにて下山。延暦寺バスセンターで、多数の観光客が乗り込んできたけど、ガーデンミュージアム比叡があるのは、始発の山頂駅だったので、出町柳まで座っていくことができた。
京阪で出町柳から祇園四条に移動。そこから徒歩で霊山歴史館をめざす。
四条通りは心斎橋筋の商店街のような雑踏で、きわめて歩きにくい。本当は東に進まないといけなかったのだが、間違って西に進んでしまった。そのおかげで、祇園四条の駅と阪急の河原町の駅が鴨川を挟んで隣接してたことを知ることになる。
京都の町は、観光地があまりにたくさんあるので、しっかり下調べをしておかないと迷子になることを痛感する。間違いに気づいて反転、東に進む。とりあえず、最初の目印の八坂神社を無事通過する。そこから、若干南下したあと、東にとれば到着のはずなんだが、高台寺の案内板ばかりで、霊山歴史館の案内が見当たらない。結局、高台寺の西側を2周ぐらいするハメになる。やっぱり、下調べが…(以下省略)σ(^◇^;)
高台寺の西南端を、高台寺に入るような感じで進んでいくと、やっと案内板があった。ようやく館内に入ると、そこは幕末の世界。坂本龍馬はもちろん、近江屋で龍馬を切ったといわれる桂早之助や、新撰組の土方歳三(残されてるポートレートは現代風にいうと超イケメン)、薩摩の西郷隆盛が来館者を迎えてくれる。龍馬が郷里の姉にあてた手紙が並んでたけど、今TBS系列でやってる『仁』の龍馬のキャラクター設定は、結構史実に忠実なような気がしてきた。
展示映像の3D化に力を入れてるようなんだけど、昔ながらの青と赤の3Dメガネを使うやつは、あえて3Dにせんでエエやんという感じかな。最近の偏光レンズを使うタイプのやつは、それなりに効果的だけど……
幕末を堪能して帰路につく。四条通りに出て、すぐ市バスに乗り込む。帰りは河原町から阪急を使ってみることにした。3dayチケットも、残すところあと1日分。o(^o^)o!