主にザ・シンフォニーホールでのクラシックコンサートの鑑賞記録を書きます。いずみホールやアプラホール、兵庫県立芸術文化センターも守備範囲としていく予定です。 番外編として、大阪在住なのに、なぜかドラゴンズを応援してるじんくすの戯れ言を綴っていきます。
2011年5月22日日曜日
PAC定期 第43回
2011年5月22日(日)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
兵庫芸術文化センター管弦楽団 第43回定期演奏会
井上道義/兵庫芸術文化センター管弦楽団
ヴァイオリン/ボリス・ベルキン
【オール・ショスタコーヴィチ・プログラム】
ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 op.77
~~~休憩~~~
交響曲 第1番ヘ短調op.10
アンコール曲
ショスタコーヴィチ/交響曲第10番より第2楽章allegro
マエストロ井上のコンサートは何かが起こる。道義ワールド炸裂の楽しいコンサートでした。
ソ連の国家的威信を発揮するための芸術という、当局の監視の元の歪んだ時代に、ソ連に留まり続けて自身の音楽的世界を完成していったショスタコーヴィチが、10代ですでに交響曲第1番を完成させていたという事実は、彼の天才を証明することだと実感させられます。
OEKを指揮するときは指揮台を使わないマエストロですが、PACは編成が大きくなるので、大柄なマエストロでも指揮台を使ってました。アンコール前には、楽しいトークもあって、高速道路の運転の際にはお勧めの曲という10番の第2楽章がアンコール曲でした。
つうことは、私にとってのディープパープルのハイウエイスターに相当する曲だったのかσ(^◇^;)