実は、GWを待たずに、4/21のセンチュリー響のコンサートの前に、大阪市立科学館の見学を済ませている。プラネタリウム以外の見学は初めてだったので、結構新鮮に楽しむことができた。現在の科学館が阪大理学部の跡地に建っていて、湯川博士の中間子理論の研究が、この中之島でおこなわれていたというのは、新鮮な驚きだった。今、問題となってる原発の基礎をなす研究の最先端にあったということだ。
GW中に効率的に移動するためのツールとして、スルッと関西3dayチケットを入手した。それにも沿線の施設の入場割り引きの特典が付いている。
さっそく、スタートの29日に、姫路・神戸方面の見学ツアーを実施した。第一の目的地は姫路城。今、工事中やんけと、画面を見て突っ込んだ方、今しか見られない物があるんだよ。江戸時代の城が現在に残ってるものとして、彦根城と犬山城は見学したことがあるんだけど、姫路城は、山陽線で通過するときに眺めたことがある程度だった。今回の改修が終了したら、世界に誇る白鷺がまた大きく羽ばたくんだろうね。
天空の白鷺 |
お菊さんの井戸もあったようなんだけど、見忘れてしまった。工事終了後の楽しみに取っておこう。
次の目的地は、播磨町の兵庫県立考古博物館。縄文時代の人骨から、近世のタイルに至るまで、兵庫県内で発掘された、さまざまなものが展示されていた。アメリカ大陸からキセルが輸入されてたという展示もあったけど、その後の喫煙者の増加を考えたら、いらんもんも入ってきてたんだね。
3番目の目的地は、神戸・岩屋のBBプラザ美術館。屋久島の写真展をやってた。雨が多いとこらしいけど、一度は行ってみたいと思わせる魅力があるところだ。
続いて、兵庫県立美術館。ここは、以前レンピッカ展を見学したことがある。今回は、カンディンスキーと青騎士展をやってた。抽象画の先駆者として、カンディンスキーが主宰した青騎士グループだけど、主要メンバーが相次いで第一次大戦で戦死してしまう。優れた才能が、無為に消費されてしまう。いつの時代も戦争は大いなる才能の消費だ。
ということで、29日の予定は終了。30日はカイロプラクティックで、身体のメンテナンスだ。