2010年12月26日日曜日

第九deハレルヤ


2010年12月26日(日)ザ・シンフォニーホール
第九deハレルヤ
延原武春指揮 管弦楽/テレマン室内オーケストラ
合唱/テレマン室内合唱団
ソプラノ/六車智香
アルト/中村勢津子
テノール/清水徹太郎
バス/篠部信宏
ヴァージナル/中野振一郎
ソプラノ/中村朋子
リコーダー/藤田隆
フルート/森本英希
ヴァイオリン/浅井咲乃

今年は佐渡さんの第九が5回公演となって、開催日がクリスマス後になってしまったために、おなじみの『第九deクリスマス』の名称から『第九deハレルヤ』と変更しての開催となった。
いつものとおり、第一部は100人の第九、第二部はテレマン独自のチェンバロやヴァージナルといった古い楽器が登場する曲や、バッハやヘンデルがてんこ盛りとなっている。
ぱっと見は怖そうな延原さんだけど、話しだすと大阪弁丸出しで興味深い内容を面白く説明してくれる気さくなオヤジさんといった感じだ。だけど、ドイツ政府から勲章を授与されてたり、ベートーヴェンの交響曲全曲を大フィルと演奏したりと、すごいオヤジなのである。

毎回聴いて思うのは、ここの合唱団のすごさだ。日本唯一の固定メンバーによるプロの合唱団というだけあって、人数からは信じられない迫力の合唱を聴かせてくれる。
今回は、第二部終盤のハレルヤ・コーラスにも登場して、そのままアンコールの蛍の光まで聴かせてもらった。
このなんとなく緩くて暖かなコンサートは、毎年クセになってしまう。やっぱり、来年もいくんだろうな。