ヨハネス・ヴィルトナー指揮・ヴァイオリン
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団
ニューイヤー・コンサート2011
演目/プログラムのとおり
アンコール曲
ヨハン・シュトラウス一世/シャンペン
ヨーゼフ・シュトラウス/憂いもなく
ヨハン・シュトラウス一世/ラデツキー行進曲
新年幕開けのコンサートは、恒例のニューイヤー・コンサートでヨハン・シュトラウス三昧です。今年は、ウィーンからの来日公演で、最も速く大阪に来てくれたウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団をチョイスしました。
指揮のヨハネス・ヴィルトナーさんは、シルエット的に見るとホルスト・シュタイン系の恰幅の良い体型のオヤジさんです。指揮台はありますが、譜面台は無しの暗譜です。曲によってはヴァイオリンを弾きながら、その弓で指揮するので譜面台が邪魔になるためのような気がします。ボスコフスキー伝統の弾き振り、ウインナワルツ独特の節回し、流暢な日本語を織りまぜての観客へのアピール等々、流石のエンターテイメントです。ウィーンの本家のワルツは4分の3拍子が、等間隔じゃないというのが何かわかったような気がします。
ヨハン・シュトラウスの曲を聴いて、ずっとあやふやながら感じてたことなんですが、モーツァルトやマーラーと同じ系統の匂いがします。今回も、その感覚がありました。少なくともワーグナーやブルックナーとは異質の匂いです。
毎年、お寺さんから届けていただく暦によりますと、七赤金星は今年はドツボの年だそうです。上質なウィーンの雰囲気で新年のスタートができました。健康に留意して、今年もコンサート三昧するど~o(^o^)o!