主にザ・シンフォニーホールでのクラシックコンサートの鑑賞記録を書きます。いずみホールやアプラホール、兵庫県立芸術文化センターも守備範囲としていく予定です。 番外編として、大阪在住なのに、なぜかドラゴンズを応援してるじんくすの戯れ言を綴っていきます。
2011年1月24日月曜日
PAC第39回定期演奏会
2011年1月23日(日)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
兵庫芸術文化センター管弦楽団第39回定期演奏会
佐渡裕指揮 兵庫芸術文化センター管弦楽団
ピアノ/エフゲニ・ボジャノフ
【オール・ベートーヴェン・プログラム】
「エグモント」序曲 op.84
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調op.37
ピアノ独奏アンコール
ショパン/ワルツ第5番変イ長調「大円舞曲」op.42
ショパン/ワルツ第1番本ホ長調「華麗なる大円舞曲」op.18
~~~ 休憩 ~~~
交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」
アンコール
ふるさと(会場全体で合唱)
今回の定期は佐渡さんのプレトークから始まりました。まず、毎年やってたPACとのジルベスターコンサートをパスした理由などが語られました。ケルンのオケでのジルベスターコンサートに招聘された経緯とか、マニアックな選曲とかが生き生きと語られました。
続いて、今回のピアノ奏者の説明です。辻井伸行さんが優勝したクライパーンのコンクールで、すぱらしい演奏を聴いたのがきっかけで、知ることになった演奏家ということでした。強烈な個性と才能に惹かれて、自分が審査員だったら満点でも満点以上でもつけただろうけど、その個性を評価しない審査員もいるだろうから、優勝は無いと予言してたそうです。
いずれにしても、才能豊かな若い演奏家ということで、今後が楽しみです。オール・ベートーヴェンのプログラムの中で、アンコール曲はショパンというのはご愛嬌ですが、すぱらしい演奏を披露してくれました。
後半のアンコールは、大曲の後ということで、選曲が困難という佐渡さんの前振りの後、ふるさとの大合唱となりました。いつもながらの、熱いコンサートを堪能させてもらいました。