2010年11月23日火曜日

ゲルギエフ/LSO






















2010年11月23日(火) ザ・シンフォニーホール
ワレリー・ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団
ヴァイオリン/諏訪内晶子

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調Op.47
アンコール/諏訪内晶子独奏
J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番イ短調BWV1003より第3楽章
~~~休憩~~~
マーラー/交響曲第1番ニ短調「巨人」

今日は、ゲルギエフさんが首席指揮者を務めるLSOを率いての来日公演です。
指揮台は柵付きの聖響さんがよく使うタイプのもので、譜面台も通常どおりでメータさんのような暗譜ではありません。楽器の配置がちょっと変わってて、ホルン8管を中央に、ティンパニ2セットを挟んでトロンボーン,チューバ,トランペットを右翼にというふうに金管を分割配置してました。
特に後半の巨人は、金管の目立つ曲なので、配置の違いで音の方向感に特徴がありました。
今年はマーラーのメモリアルイヤーということで、マーラーの曲を聴く機会が増えてますが、いろんなスタイルのマーラーを楽しめて、なかなかエエもんです。
巨人はマーラーの初期の交響曲なので、後期の作品のような緻密さはありませんが、それを補うような情熱とエネルギーにあふれてます。メータさんの巨人も良かったけど、今日のもいい演奏だったと思います。
勤労感謝の日を、幸福な時間で埋めることができました。と感動に浸ってテレビに目をやると、北朝鮮の砲撃で、韓国軍に死者が出てる。なんしゃこれは……ついに狂いよったか…
同じ民族同士で、しょうもないことすなよ。(-_-メ)