2011年4月10日日曜日

PAC定期 第42回


2011年4月10日(日)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
兵庫芸術文化センター管弦楽団 第42回定期演奏会
チェロ/西谷牧人
ヴァイオリン/岩谷祐之

ロビーでは震災の募金活動とPACコアメンバーによるプレ・コンサートが実施された。

佐渡さんのプレトーク
震災の慰霊の意味をこめて、開演前にパッハのG線上のアリアを演奏し、終了後、拍手は無しで起立、1分間の黙とうをお願いしますとのことでした。

バッハ/G線上のアリア
黙とう

ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調 op.102
チェロとヴァイオリンのアンコール
サンサーンス/動物の謝肉祭より白鳥

~~~休憩~~~

フランク/交響曲ニ短調
アンコール
ビゼー/カルメンより間奏曲

PAC自体が、神戸・淡路大震災の復興のシンボルとして活動してるだけに、今回の震災の対応でも、神戸の経験がじゅうぶんに生かされてるようだ。
定期演奏会の中身の方は、現在は他の楽団で活躍中のPAC卒業生の里帰り公演だ。若い有能な奏者に演奏機会を与えるというPACの設立趣旨から、こうした里帰り公演を楽団員も観客も、存分に楽しめる条件が揃っている。ふたりとも、期待どおりの好演をみせてくれたと思う。