2010年5月8日 ザ・シンフォニーホール
ユーリー・バシュメット指揮 国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団
ピアノ:上原彩子
演目
【オール・チャイコフスキー・プログラム】
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
~~休憩~~
交響曲第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」
アンコール曲
ブラームス/ハンガリー舞曲集 第1番
オリヴェイラ/ティコ・ティコ
初来日の新しいロシアのオケということで、結構空席も目立ったのですが、チケット料金はBクラスですが、弦の響き、金管の正確さ、アンサンブルの美しさ、どれをとっても一級品でした。いい意味で予想を裏切られました。
悲愴の第3楽章のフィナーレで拍手がおこったりと、悲愴をやるときのお約束みたいなトラブルはありましたが、そのおかげで、最後の消え入るような終楽章はフライング・ブラボーも無く、指揮棒を下ろすまでしっかりと余韻を楽しむことができました。
この指揮者とオケの名は、記憶しておく必要がありそうです。数年後には、プラチナ・チケットになってるかもしれませんからσ(^◇^;)