2010年5月30日(日) 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
ピアノ独奏:クリスチャン・ツィメルマン
オール・ショパン・プログラム
演目
ノクターン第5番嬰ヘ長調Op.15-2
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
~~~休憩~~~
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
舟歌 嬰ヘ長調op.60
アンコールなし
ショパンのメモリアルイヤー・コンサート、本日はショパン・コンクール優勝の実績を持つクリスチャン・ツィメルマンの登場だ。昨年のシンシナティ交響楽団とのラプソディ・イン・ブルーで端正なガーシュインを聴かせてくれた。今日はオール・ショパン・プログラムで期待が高まる。
ステージ上にはグランド・ピアノとともにマイクがセットされていた。館内放送で演奏者の指示によりマイクをセットしてある旨を流していた。開演前には、係員が念入りに、撮影や録音禁止の説明をしてまわっていた。今まで、ここまで念入りなのには当たったことがなかったので、少々驚いた。
端正でかつダイナミックな演奏だったが、最後の舟歌では、演奏がどうこうというより、ピアノが唄ってるという感覚を覚えた。貴重な体験を与えてもらったひとときだった。