2010年3月14日 兵庫県立芸術文化センター
ロッセン・ミラノフ指揮 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
ピアノ:相沢吏江子
演目
ラヴェル/スペイン狂詩曲
ラヴェル/ピアノ協奏曲ト短調
アンコール曲(ピアノソロ) ショパン/マズルカ
~~~休憩~~~
デュカス/交響詩「魔法使いの弟子」
ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」
アンコール曲 ムソルグスキー/「ソロチンスクの定期市」より”ゴバック”
今日のコンサートは、ラヴェルのオーケストレーションの技を堪能できるプログラムだ。フィラデルフィア管の準指揮者として活躍中のミラノフさんとニューヨークを拠点として活躍してる相沢さんが、西宮で共演というのも楽しい。
デュカスの曲は、のだめカンタービレのパリ編で登場してた曲だ。その前には、古くはディズニー映画のカラー作品で、最初のステレオサウンドアニメ『ファンタジア』でも、ミッキーが魔法使いに扮して、この曲のストーリーを映像化している。ちなみに、音楽を担当したのはフィラデルフィア管を一流オケに育て上げたストコフスキーである。
フランス人の作曲家というと、ドビュッシーがとりあげられることが多いけど、ポレロ以外のラヴェルの曲がとりあげられて、オーケストラの魔術師の技を堪能できた一日だった。