2009年5月9日土曜日

PAC名曲コンサート/ザ・チャイコフスキー

2009年5月9日 兵庫県立芸術文化センター大ホール
兵庫芸術文化センター管弦楽団 第15回名曲コンサート
オール・チャイコフスキー・プログラム
岩村力指揮 兵庫芸術文化センター管弦楽団
ピアノ:関本昌平

演目
歌劇「エフゲニー・オネーギン」作品24より ポロネーズ
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
~アンコール曲 モシュコフスキー:火花(関本さん独奏)
     休憩
交響曲第5番 ホ短調 作品64
~アンコール曲 弦楽セレナーデよりワルツ

PACの演奏も、KOBELCO大ホールも、岩村さんの指揮も初めてなので、とても楽しみにしてたコンサートでした。ホールは、ホームグラウンドのザ・シンフォニーホールの2割増しって感じの規模のホールで、震災後にできた新しいホールだけあって、とても綺麗で、見易いように作られており好感が持てました。といっても、とれた席が3階席で、ステージの天井とほぼ同じ高さでしたので、天井桟敷か、ここは…って感じでしたが(^^ゞ
PACは、新しい楽団らしく、若い奏者が生きのいい音を聴かせてくれました。規模としては、大阪センチュリーと似たようなものか、若干大きいかってところの、中規模のオケで、金管,木管の管楽器がよく鳴ってたと思います。岩村さんの指揮は、指揮台・指揮棒を使うスタイルで、指揮台の後ろ側(客席側)に手すりのあるタイプを使用と、スタイル的には金聖響さんと同じ感じです。わかりやすい指揮棒の動きと、左手の的確なニュアンスの指示で堅実な演奏をする指揮者と感じました。
前半のメインのピアノ協奏曲は、ソリストに関本昌平さんを迎えての熱演でした。関本さんの演奏は、以前に聴いたことがあると思って、鑑賞のスクラップブックを探してみると、昨年のGW4/29の関西フィルの定期で聴いてました。やっぱり上手いですね。アンコール曲は、ピアノの小品で火花、本当に火花のようにあっと言う間の曲でした。
休憩をはさんで、後半は、本日のメイン、チャイ5。
チャイコフスキーの曲はどれも、メロディラインがすばらしいと思うんだけど、これも『運命の動機』のフレーズはもちろん、全体にすごいフレーズがちりばめられてる。始まったら、一気にフィナーレで、あれっ、もう終わったの‥(~_~;)ぉぃ
アンコール曲は弦楽セレナーデよりワルツだったんだけど、どうせなら、金管もティンパニも参加できる曲にしてほしかったな。

ホールのある西宮北口までは、阪急電車を利用することになるのですが、昔から、南海や阪神では感じない場違いなとこに迷い込んだって感覚が、阪急に乗ると感じるのは何故だろう(?_?)
シーズンチケットも手に入れたし、今年中には慣れることができるかな。(^^ゞ

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