2011年11月6日日曜日

ベルリン・ドイツ交響楽団



2011年11月3日(木・祝)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
佐渡裕指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
ピアノ/エフゲニ・ポジャノフ

演目
R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」op.20
ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲op.43
ピアノ独奏アンコール
ドビュッシー/喜びの島
~~~休憩~~~
ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調op.92
アンコール
ブラームス/ハンガリアン舞曲第5番

ベルリンフィルの指揮をするという、小学生からの夢を実現したマエストロ佐渡が、同じベルリンの名門オケを率いての凱旋公演だ。
最初のリヒァルト・シュトラウスは、後期ロマン派の大家なんだけど、私、やや苦手としております。二千一年宇宙の旅の出だしで有名なツァラトゥストラかく語りきでも、最初はキャッチィなメロディで引き込まれるんだけど、だんだん睡魔が…σ(^◇^;)ドン・ファンもパターン的には同じ傾向かな。(^^ゞ
次のボジャノフをソロに迎えてのラフマニノフのパガニーニ・ラプソディが凄まじかった。(@_@)あんなに聴衆を引き込んでいくピアニストが実在するんだ。続くピアノソロのアンコールも凄かった。このピアニストの演奏を聴けただけで、今日は西宮まで来た価値がありました。
休憩を挟んで後半はベト7、マエストロとベルリン・ドイツ響の息もよくあってて安心して楽しめました。アンコールは、おなじみハンガリアン・ダンスの五番。コバケンさんほどは強烈なテンポの変化はないけど、テンポや強弱を自由に操った楽しい演奏でした。

今日の収穫は、なんといってもボジャノフだ。またPACの定期に来てくれへんかなぁ。