2010年6月19日(土)国立国際美術館(大阪・中之島)
ルノワール~伝統と革新
印象派の巨匠ルノワール、今日を逃すと、日曜しか行けそうな日がないので行ってみました。
ゴッホ展と比べると、並ばずに入れるし空いてた方だとは思いますが、会場の中は観客でごった返してました。静物画も無くはないですが、メインは人物画です。ピカイチはイレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢かな。作品のX線や赤外線による解析結果が一緒に展示されていて、最終作品では髪の毛をまとめてお団子になってるのが、最初は肩が隠れるぐらいのロングだったとか、グリーンもエメラルドグリーンから透明度の高いプルシァンに年代によって変化してるとか、色の重ね方とかが解析によって明らかになっていました。
ひととおり鑑賞した感想としては、有名な作者の割りには、けっこう作品のバラツキが大きいと思いました。確かにいいものはいいんだけど……σ(^◇^;)
自分の好みとしては、人物はムンク、風景はユトリロの方がエエな。(^^ゞ