2010年4月12日月曜日

PAC第33回定期演奏会



2010年4月11日 兵庫県立芸術文化センター
佐渡裕指揮 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
箏:沢井一恵

演目
坂本龍一/箏とオーケストラのための協奏曲(世界初演)
グバイドゥーリナ/「樹影にて」アジアの箏とオーケストラのための
~~~休憩~~~
プロコフィエフ/バレエ音楽「ロメオとジュリエット」op.64より

アンコールなし

前半は、箏奏者の沢井一恵さんをソリストに迎え、箏の協奏曲二題である。宮城道雄氏最後の弟子の沢井さんは、かなりの年齢のはずだが、箏を弓で弾いたり、ガラス瓶で弾いたり、ブラシで弾いたりと箏が前衛楽器に見えてくるぐらいのエネルギッシュな熱演だった。坂本龍一さんの世界初演の曲に生で立ち会えて、幸せな時間を共有できたと思う。

後半とプロコフィエフのロミオとジュリエットだ。ソフトバンクのCMで『モンタギュー家とキャビュレット家』の一部が使われたりしてるので、聞き覚えのあるフレーズがでてくる。PACの演奏も、佐渡さんの熱い指揮に引っ張られて、よく鳴ってます。
西宮北口のロケーションが大阪・梅田からも、神戸・三宮からも十数分の距離という至便の位置にあることも手伝ってか、満席の上に補助席まででてる盛況ぶりだ。
次のシーズンチケットの発売が14日に迫ってる。予約の電話がすぐにつながればエエんだが‥(^^ゞ