2009年10月31日 兵庫県立芸術文化センター
パーヴォ・ヤルヴィ指揮 シンシナティ交響楽団
ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン
演目
バーンスタイン/「キャンディード」序曲
バーンスタイン/ディヴェルティメント
ガーシュウィン/ラプソディ・インブルー
ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン
ピアノ独奏アンコール
ガーシュウィン/3つの前奏曲より第3番
~~~休憩~~~
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
アンコール
ブラームス/ハンガリー舞曲第5番
シベリウス/悲しみのワルツ
久しぶりの海外オケで、今シーズン最高価格を投じたチケットは、十分にその価値がありました。
最近よく聴いてるPACとかOEKとかと比べると、オケのメンバーの年齢層が少なくとも一回りぐらいは高そうでした。
前半は、アメリカ人作曲家による作品、後半はドヴォルザークが新大陸に赴任して作った名曲と、オールアメリカプログラムでした。ラプソディ・インブルーのピアノを、こんなに格調高く歌わせるなんて、さすがにツィメルマンです。
後半の新世界も、いつも聴く新世界とは一味違う味付けで、とても新鮮な響きを楽しめました。アンコール曲定番のブラームスハンガリー舞曲第5番は、出だしはコバケンさんほどメチャメチャなテンポの変化もつけずオーソドックスな立ち上がりで、終盤で自由なテンポを楽しむという雰囲気の好感のもてる演奏でした。
オペラグラスで奏者チェックをしてたら、クラリネット奏者が東洋系の顔だちでしたので、資料を調べてみるとIxe Chenという方でした。名前の雰囲気からすると中国系の方のようです。
ツィメルマンのソロアンコールも聴けたし、オケのアンコールも雰囲気の異なるシベリウスを聴かせてくれたりと十分に楽しませてもらえました。
\(^o^)/