2009年10月25日 兵庫県立芸術文化センター
ケン・シェ指揮 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ
演目
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
ピアノ独奏アンコール
ラフマニノフ/絵画的練習曲集より 第1番
ラフマニノフ/絵画的練習曲集より 第6番
ショパン/プレリュード 第10番
~~休憩~~
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」op.35
アンコール
チャイコフスキー/「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
今日の定期は、新進気鋭の指揮者ケン・シェとロシアの超絶技巧ピアニストのメルニコフによる、オールロシアプログラムです。
ラフマニノフのピアノ曲は、自分自身を演奏者として想定してるので、手の小さなピアニストには物理的に難曲となってしまうのですが、今日の客演ピアニストは驚異的なテクで、難なく弾いてました。(@_@)
後半のシェエラザードは、アラビアンナイトの物語の音楽絵巻とよく評されるけど、生演奏だとソロを弾いてるのが、シェエラザードのテーマを弾く第一ヴァイオリンの首席奏者だけじゃないっていうのがよくわかります。楽器ごとの見せ場(聴かせ場かい)がちりばめられてる点では、ラヴェルのボレロあたりと通じるところがあるように感じます。
大好きなロシア音楽ということで、とても楽しめたコンサートでした。
\(^o^)/