2012年7月28日(土) ザ・シンフォニーホール
大阪交響楽団 第73回名曲コンサート
指揮/キンボー・イシイ=エトウ
ピアノ/北村朋幹
管弦楽/大阪交響楽団
プログラム
D.ショスタコーヴィチ/祝典序曲 作品96
S.プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26
~~~休憩~~~
P.I.チャイコフスキー/交響曲 第6番 ロ短調「悲愴」作品74
アンコールなし
ショスタコーヴィチの祝典序曲で幕開け。ショスタコーヴィチでイメージされる陰鬱なハーモニーとはかけ離れた、明るい曲だ。ソ連という制限の多い環境にいた作曲者が、自由な世界に身を置いていたとしたら、現在残されている業績以上の成果をあげていたんだろうか?制約条件が多い方が燃えるみたいなこともあるし……(?_?)
後半は悲愴だ。第3楽章の終わりに拍手が起こったのは愛嬌として、それで皆警戒したのか、第4楽章のフライング・ブラボーは無かった。V(^0^)
4番や5番のように、いかにも終楽章って方が拍手しやすいけど、これはこれで消え入るように終曲ってのがお約束だから。たまにはエエんでないかい。