2012年6月3日日曜日

松田理奈ヴァイオリン・リサイタル


2012年5月26日(土) ザ・シンフォニーホール
松田理奈ヴァイオリン・リサイタル
ヴァイオリン/松田理奈
ピアノ/金子三勇士

プログラム
ブラームス/ハンガリー舞曲第5番
ブラームス/ハンガリー舞曲第6番
ブラームス/ハンガリー舞曲第1番
ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調op.78「雨の歌」
~~~休憩~~~
クライスラー/プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
リスト/コンソレーション第3番 (P独奏)
リスト/ラ・カンパネラ (P独奏)
テレマン/12のファンタジーより第4番ニ長調 (V独奏)
ドヴォルザーク/わが母の教え給いし歌
J.S.バッハ/グノー/アヴェ・マリア
カッチーニ/アヴェ・マリア
クライスラー/美しきロスマリン
マスネ/タイスの瞑想曲
サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン

アンコール
セギーナ・アブレウ/ティコ・ティコ
クライスラー/プニャーニの様式によるテンボディ メヌエット

KOBELCO大ホールでのリサイタル以来の鑑賞です。前回は、隣の席のバカタレが録音しててそっちに気が散って集中できなかったのですが、今回はじっくりと鑑賞することができました。前回は気がつかなかったのですが、ミューズと呼ばれるのは比稀な美貌に加えて、裸足の演奏スタイルに由来してるようです。
おなじみブラームスのハンガリアン・ダンスの五番での順調なスタートです。コンビを組んでる金子クンが、ハンガリーと日本のハーフということで、ハンガリーにちなんでの選曲のようです。
ブラームスの4曲で前半は終了。後半は、Pソロあり、Vソロあり、MCありと盛りだくさんで楽しめたのですが、なぜか松田さんが泣きながら演奏してるように見えた箇所が何回かありました。アンコール時のMCで、貸与中の楽器を、今日のコンサートを最後に返却しなくてはならないということのようで、最後のクライスラーは、素晴らしい熱演でした。
こんな有能な奏者には、また素晴らしい楽器がやってくるとは思いますが、慣れもあるでしょうから、早く決まることを願っています。