2011年2月6日(日)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
兵庫芸術文化センター管弦楽団第40回定期演奏会
ウラディーミル・フェドセーエフ指揮 兵庫芸術文化センター管弦楽団
モーツァルト/交響曲第40番ト短調K.550
~~~休憩~~~
チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」
アンコール無し
今日はモーツァルトの40番とチャイ6の組み合わせです。
モーツァルトの40番の交響曲は、ワルターのLPをすり切れそうになるまで聞いた曲なんで、雰囲気が違うと違和感の方が先に立ってしまいがちになるのですが、フェドセーエフさんの演奏は、愛聴盤のワルター/コロンビア響と違和感無く楽しめました。端正かつ情緒豊かって感じかな。
後半のチャイ6は、ロシア人の指揮者が得意とするチャイコフスキーの中でも、フェドセーエフさんが最も得意とする演目だけあって、チャイコフスキー独特の超美しいメロディラインを存分に歌わせながら、ロシア特有の翳りもしっかり表現して、PACも粗を探せば無くは無いだろうけど、指揮者の高い要求に応えようと熱演してくれました。なかなか、良い時間を過ごさせてもらったと思います。