ウラディーミル・ヴァーレック指揮 大阪シンフォニカー交響楽団
ピアノ:田部京子
演目
メンデルスゾーン/序曲「真夏の夜の夢」Op.21
モーツアルト/ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595
休憩
ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 Op.73
今年は、メンデルスゾーン生誕200年ということで、演奏会で取り上げられる機会が増えてます。経済的に不自由しなかった早熟の天才で、指揮棒を使った指揮法の創始者という優れた演奏家の側面も持っています。ドイツロマン派に属する作品は、どれも上品のかたまり(^^ゞといった優雅なものです。
「真夏の夜の夢」というと、有名な結婚行進曲を思い浮かべるのですが、あれは序曲じゃなかったようで、今回はありませんでした。
続いて、ピアノに田部京子さんを迎えて、モーツアルトのピアノ協奏曲です。ラメ入り水色のステージ衣装が映えて、演奏も、LP盤で持ってるリリー・クラウスを彷彿させる温かいタッチの好演でした。
休憩後は、ブラームスの2番です。ブラームスはあまり好きなジャンルではないのですが、ヴァーレックさんとシンフォニカーの的確な演奏は、最後まで睡魔に襲われることなく楽しませてもらいました。
拍手で何度もステージに呼び戻されてましたが、本日はアンコール曲は無し。