主にザ・シンフォニーホールでのクラシックコンサートの鑑賞記録を書きます。いずみホールやアプラホール、兵庫県立芸術文化センターも守備範囲としていく予定です。 番外編として、大阪在住なのに、なぜかドラゴンズを応援してるじんくすの戯れ言を綴っていきます。
2011年6月20日月曜日
PAC定期 第44回
2011年6月19日(日)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
兵庫芸術文化センター管弦楽団 第44回定期演奏会
指揮/佐渡裕
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団
共演/マーラー・チェンバー・オーケストラ
メゾ・ソプラノ/ミシェル・デ・ヤング
女声合唱/オープニング記念第9合唱団
児童合唱/大阪すみよし少年少女合唱団
演目
マーラー/交響曲第3番ニ短調
プレトークで佐渡さんから、先日のベルリンフィルの指揮の感想や、地元の横断幕で祝ってもらったことのお礼が述べられた後、定期演奏会の最後を飾るマーラーの大曲の紹介があった。ベートーヴェンの第9でも50分ちょいだけど、マーラーの3番は100分以上、第1楽章だけでも30分の大曲で、合唱は要所であるものの4分程度で出番以外は着席してるけど、指揮者は100分振りっぱなしの重労働σ(^◇^;)とのことだった。
原発事故対応のまずさで、来日公演が多数キャンセルされてる中、欧州のトップクラスのマーラー・チェンバー・オーケストラが来日をキャンセルせず、本定演で至福の響きを聴かせてくれた。首席指揮者のハーディングとのコンビでも、機会があれば聴いてみたい。
PACの2010-11シーズンの定演も、これで終了。2011-12シーズン開始の9月まで、しばらくお休みだ。次のシーズンのPACも、きっと毎回成長の過程を見せてくれることでしょう。